| 出演 |
黒岩 三佳
根津 茂尚 関村 俊介 |
| 日時 | 2007/12/26-12/30 |
| 会場 | 新宿村LIVE |
| 解説 |
ゴールデンウィークにやった、3人芝居の再演です。これは、会場の新宿村LIVEという劇場の企画で、12月5日から1週間に2劇団ずつ4週にわたって計8劇団が公演をやるというものでした。それに参加しない?というお話を頂いた時点で、下記の未来ルルルルルルルの日程(12月5日〜10日)が決まっていたので、最後の週ならなんとか、ということで参加させて頂きました。そんなわけで、あまり練習する時間もないし、半年前にやったばかりの演目の再演にさせてもらいました。が、そこで「せっかくだから、3人とも3つの役を全部やってみよう」と、何がせっかくなのか自分でも全くわかりませんが、日替わりで配役を替えてみたわけです。つまり、私が初日はAという役をやってたとしたら、2日目はBの役、3日目はCの役、といった具合です。3つの芝居の練習をしなくてはなりません。「時間がないから再演にしたんじゃなかったのか?」と思いますが、その時はちょっと頭がどうにかなっていたのでしょう。にしても、この「3人が日替わりで…」というのを説明するのが本当に難しかった。なにかこれを説明するいい言葉はないか、と思っていたら、演劇をたくさん観る方のブログにこの公演のことが「スクランブルキャスト」と書いてあって、そう言うのか!公演の前に知ってればなあ、と思ったのですが「スクランブルキャスト」で検索しても、特にそういった検索結果が出るわけでもないので、その方の造語なのかもしれないです、よくわかりません。でも名前をつけてしまうのは手だったなあ、と今となっては思います。というか「スクランブルキャスト」と呼ぶことに決めました、今。というわけで、スクランブルキャストで行った公演でした。 ビジネス街のあるビルの屋上にあるオフィス。そこでは2人の社員が働いていた。屋上に届くはずの手紙は必ず下の階の会社に届いてしまうため、下の会社で働く男が手紙を持ってくる。男は屋上のオフィスを気に入って、入り浸るのだった。というような内容でした。 |
| 出演 |
黒岩 三佳
根津 茂尚 林田 麻里 星野 友紀 中野 架奈 異儀田 夏葉 川島 潤哉(コマツ企画) 大室 光来(ボーダビッチ) 小玉 慶晴(ビッグアップル) 渡辺 裕也(クロカミショウネン18) 関村 俊介 |
| 日時 | 2007/12/05-12/10 |
| 会場 | 王子小劇場 |
| 解説 |
ここのところ、人間しか出てこない話が続いていたので、人間ではないなにかが出てくる話にしようと思い、そのための状況を考えていたのですが、全然思いつかず、どうしようかなあ、となっているときに、試しにあひるなんちゃらのみんなに、なんでもいいからキーワードを出してみて、とお願いしたら「過去」ということを言った人がいまして。過去か、過去はちょっと思いつきそうにないなあ、あ、「未来」ならいけそうだな。と、未来の話に大決定して。じゃあタイトルはどうするか。で、考えて考えて「未来ルルルルルルル」というタイトルになりました。「ル」は7個です。別に3個でも4個でも8個でもよかったんでしょうが、7個がなんかいちばんしっくりきたので。個人差はあると思いますけど、音読したときに、7個が最もよいと私は思ったのですが、どうですかね?
あらすじ。冷凍睡眠で12007年にやってきた3人の男が、2007年に帰るために、人を探していたら、サイボーグとかCGとかスーパーコンピュータとか車とかにばっかり出会う。人、それももしかしたら3人のうちの誰かの子孫かもしれない、にも会えたのだけど、どうも帰れそうにないことがわかる。しかも、残念なことに、もうすぐ人類は滅びるっぽい。死なないためにはサイボーグになれ、とサイボーグに言われてサイボーグになることを決意し、1人はサイボーグになるのだが、残り2人がうだうだ悩んでいると、鳥になることも可能であることが判明する。サイボーグか鳥か、どっちも嫌だから、やっぱり2007年に戻る方法を探そうと言い出す2人。サイボーグになってしまっていた1人は、ヤケになって鳥になって、飛んで行ってしまったのだった。あらすじ終わり。演劇の面白いところの1つに、舞台上で言ったことは受け入れて観るしかない、というところがあると思いまして。具体的に今回で言えば、どうみてもただの人間である役者が「自分は車である」といった意味のセリフを発した場合に「あー、あいつ車なんだ」と思うしかなく、あいつは車であると思って観る、というある種、お客様との共同作業で公演を作り上げていくところです。それを意図的にやってみようと思って、車などというふざけた役を作ったのですが、車のインパクトがありすぎたせいか、車のことばっかり誉められて、嬉しいような悔しいような、そんな気持ちでした。練習初日に、小玉くんというその車の役をやった人の演技をみて「あいつ、なんかわかんないけど…速そうだよなあ。」と思った時点で、終演後は車ばっかりが人気者、というその状態は既に決定していたような気もします。 |
| 出演 |
黒岩 三佳
根津 茂尚 金沢 涼恵(クロムモリブデン) 星野 友紀 増戸 香織 田部 寛之 江崎 穣(ハリケーンディスコ) 畠山 綾野 大室 光来(ボーダビッチ) 藻田 るりこ |
| 日時 | 2007/06/20-06/25 |
| 会場 | 王子小劇場 |
| 解説 |
いつのことだったかは忘れてしまったけど、バスに乗ってまして、ふと楽器屋が目に入った時にひらめいたタイトルです。内容はその後に考えました。タイトルを思いついた時点で、バンドが出てくるとか、毒が出てくるとかは決まっちゃってるようなものですけどね。女の人が多い公演でした。いろんな人に「エローい」って言われました、女の人が多かったので。女の人が多いと何がエロいのかはわかりませんが、言いたくなる気持ちもわかるような気がします。初めてのことが多い公演でした。上記の男より女が多いのも初めてだし、舞台監督という演劇では最も重要と言われているスタッフに初めてちゃんとついてもらったし、木で壁を作ったのも初めてだし、直接からまない2つのシーンで構成したのも初めてだし、私が本番中に照明をつけたり消したりしたのも初めてでした。…音を出す人をやったときにあんなに後悔したのに(爆発マテマティカ参照)照明をやってしまいました。そして異常に緊張しました。照明やっても緊張するし、音をやっても緊張するし、客席で観てても緊張するし、私は本番中どこにいたらいいのだろう…出演すればいいんですけどね、あんまり緊張しないし、とかいったようなことを思いました。
これを書く前に、以前の公演のぶんの記述を読み直したのですが、あらすじ書くのヘタですね私。あらすじは、感想を書いてくれてるブログとかを読んだほうがよっぽどわかると思います。とか書いちゃったら、このページはなんのためにあるんだよ、って思われますかね。でも、なんかそのうち、テアトルプラトーさんで放送?ネット配信?どっちかわからないですけど、されるみたいなので、あんまり詳しく書いてあってもあれかな、って思ったりもしたので、あえて詳しくは書きません。インディーズで活動するバンド、ツリカワ、と、同じ事務所に所属するフォークデュオと、そいつらのマネージャーと、そしてツリカワを愛するライター、と、寂れたバーのマスターとバイトと常連。の話です。あひるなんちゃらが始まって以来、毎回、私が前説をしてたんですが、さりげなく廃止してみました。ただ完全に廃止してしまうのも寂しかったので、2回だけやりました。そのうち1回は、一番お客様が少ない回に「今日は雨降っちゃってるし、平日の昼だし、客席が少し寂しいけど、盛り上がりましょう!そのほうがお互い幸せです!」というテーマでやりまして、これは恒例にしようと思ったので、私の前説が好きだ、という変わったお客様は、人が少なそうな回に来ることをおすすめします。 |
| 出演 |
黒岩 三佳
根津 茂尚 関村俊介 |
| 日時 | 2007/05/04-05/06 |
| 会場 | 王子小劇場 |
| 解説 |
無料で公演をする、という企画公演です。いろんな人に観ていただきたくやってみたわけです。なのでいろんな人に馴染みのあるところを舞台にしようと、会社の話にしました。また、いわば、あひるなんちゃらのプロモーション的な公演なので、役者さんを他から借りたりっていうのも何か違うので、3人芝居にしました。単純にあひるなんちゃらの役者だけの芝居をやってみたい、っていうのもありました。私も久しぶりにたくさん出演しました。自分がたくさん出るという制約は、いままで考えたどんな制約よりも私を苦しめました。脚本を書きながら「このセリフはこういう風に言うか、いや、こうか?いやいや、それじゃあダメだな…」みたいなことばかり考えてしまい、なかなか書き進まなかったからです。練習は練習場でやれよ、と自分に言いたいです。
ビジネス街のあるビルの屋上にあるオフィス。そこでは2人の社員が働いていた。屋上に届くはずの手紙は必ず下の階の会社に届いてしまうため、下の会社で働く男が手紙を持ってくる。男は屋上のオフィスを気に入って、入り浸るのだった。というような内容でした。あひるなんちゃらの最初の頃、同じゴールデンウィークに同じ王子小劇場でやって、驚くほど少しのお客様の前でやったなあ(イエローピーポーベイベーピンク参照)なんて思いながら準備を進めていましたが、同じびっくりするくらい少ないお客様で…ということもなく、無事普通に公演できました。イエローピーポーといえば、その時は、ゴールデンウィークに東京に遊びに来たという友人に照明をやってもらいまして、そのせいでその友人はいっさい東京で遊べなかった、というようなことがあったのですが、その友人が今回のゴールデンウィークもちゃんと東京に遊びに来ててその一環として公演を観に来てくれました、もちろんちゃんと普通に観てちゃんと遊んで帰りました。あひるなんちゃらもだいぶちゃんとしてきたものだと思います。 |
| 出演 |
黒岩 三佳
伯 美乃里 根津 茂尚 藻田 るりこ 日栄 洋祐 小野 紀亮(MCR) 大室 光来(ボーダビッチ) 稲垣 俊平(劇団志村) 草野 千裕(che carino!/che carina!) 田部 寛之 関村 俊介 |
| 日時 | 2007/02/09-02/12 |
| 会場 | 王子小劇場 |
| 解説 |
タイトルを考えたのが昨年の5月なので、もう、なんでUFOを呼ぶ話にしようと思ったのかとか自分でもわかりません。タイトルを考えたのは5月だけど、UFOにしよう、と思ったのがそれよりも前だから、いつだ?いつからUFOのこと考えてた?というようなUFOcmです。少人数のシーンばかりで構成したいなと思って、全体の9割以上を少人数のシーンにしたんですが、それもなんでそう思ったんだか。舞台も、UFOだから丘でしょう、とかそんなことを思ったはずなんだけど(そういうメモが残ってた)「UFOだから丘」ってなんだよ。チラシを作ってくれている人がチラシに缶ポックリに乗っている女の絵を描いてきたので(今でもなぜ缶ポックリだったのかは不明)これは登場させないといけないんだろうな、と登場させたりと、そういった自分の闇というか、不可解な部分と、自分じゃない人の不可解な部分を取り入れたら、結果的にシュールになった、らしい。というのも、シュールの定義が正直ちょっとわからないというか、厳密に言ったらどうなのかわからないというか。
町にある丘。UFOを呼べると言い張る女がそこに毎日やってきて、UFOを呼び続けていた。町の人々は女に会いにやってきたり、こなかったり、わけのわからないことを言ったりしていた。丘に、割とたくさんの人が集まったある日、UFOはやってきた。本当はやってきたのかどうかわからないけれども、その町はUFOが来る町として発展していったのであった。というような内容でした。字を影絵で出すという、しかけを考えて、わりとうまく出てよかった。私が自分でその影絵を出していたのですが、なにげにそれが重労働で、腰を痛めながらやっていました。知り合いの演劇関係者等に「今回の出来はどう?」とか聞かれて「影絵出してたからみてないんだよね、あれが結構大変で…」と苦労話をしようとしても「なんで観てないの!?」と逆に叱られる始末で、誰も聞いてくれなかったのでここに書きました。 |
| 出演 |
伯 美乃里
黒岩 三佳 根津 茂尚 生見 司織 池田 ヒロユキ(リュカ.) 渡辺 裕也 青木 十三雄(ヒューマンスカイ) 田部 寛之 小澤 貴 小野 紀亮(MCR) |
| 日時 | 2006/07/14-07/17 |
| 会場 | 王子小劇場 |
| 解説 |
前回が地味だったので派手にしたいなあ、とか、突飛な設定にしたいなあ、とか、考えてたんですけど、そんな抽象的に考えてても何も思い浮かばないので諦めて、部屋でいつものようにごろごろしながら漫画を読んでて気付いたんです。漫画、それもギャグ漫画とかって、大抵1回は地獄に行くんですよね。と、いったようなわけで地獄の話にしようと思いました。安易。安易なわりには、その決断のおかげでやろうと思ったことはだいたい盛り込めたので、結果的にはそれでよかったはず。やろうと思ったことというのは、いくつかの仕掛けだったんですけど、そのうち、たくさんの糸が降ってくる、っていう仕掛けがもう、とにかく手間がかかった。もちろん実際作るのにも時間はかかりましたけど、仕掛けを考えるだけでも、かなりの時間を要したのです。それは私が「糸がばーって降ってくる」という子供みたいな説明しかできなかったのが原因なので、自業自得ですが。
殺された女と、殺した女と、それをただ見ていた女が部屋にいた。そこにその友達がやってきて、もうすぐ地球は滅びると言う。そんなことより殺しちゃったのどうしよう、みたいな話をしているうちに地球は滅亡し、みんな死んでしまう。そして閻魔大王の裁判の結果、全員地獄へ堕ちる。が地獄はそんなに苦しくもなく、かといって楽しくもなかったので、閻魔を脅して地獄を抜け出すことにしたが、地獄を抜け出した先の場所は、天国にも現世にも地獄にもみえた。芝居本編についてはそんな感じです。本編の前に、ビフォアトークっていう、いま演劇を観に行くとたまにやってるアフタートークに対抗した企画をやってみたんです。アフタートークは芝居が終わった後にその芝居について話すみたいなものなんですが(よく知らないけど)ビフォアトークはトークを芝居が始まる前にやってしまおう、という斬新な企画です。斬新ではあるけど、よく考えたら、芝居の話をしちゃったら内容がバレちゃうし何を話したらいいんだかわからない、という残念な企画でした。本当に困った。話すことがないならやらなきゃいいのに、みたいなアンケートもいただきました。今度からは企画をするならもっと事前にちゃんと考えます。 |
| 出演 |
櫻井 智也
おがわ じゅんや 北島 広貴 上田 楓子 福井 喜朗 渡辺 裕樹 江見 昭嘉 伊達 香苗 小野 紀亮 宮本 拓也 高橋 優子 山田 奈々子 中川 智明 黒岩 三佳 伯 美乃里 根津 茂尚 関村 俊介 |
| 日時 | 2006/04/24-04/26 |
| 会場 | 下北沢駅前劇場 |
| 解説 | MCRさんと一緒にやった公演です。一緒というか、あひるなんちゃら全員がMCRに出演して、3日間の日替わりの芝居のそれぞれの主役をやる、という企画です。というわけで、私も出演のみですので、ここで語るのもおこがましい。というわけで、詳しくはMCRのサイトをご覧ください。 |
| 出演 |
黒岩 三佳
根津 茂尚 伯 美乃里 生見 司織(本田ライダーズ) 大塚 秀記(つよしとひでき(trf)) 和田 良 植松 久恵 |
| 日時 | 2006/01/13-01/15 |
| 会場 | 中野テルプシコール |
| 解説 |
一幕一場、場面転換のない芝居にしよう。田舎を舞台にしよう。あんまり事件とかが起こらない話にしよう。という3つのルールを決めて書き始めました。普段はこんなことしないで、好き勝手に書いてるんですけど、思いつきでやってみたんです。ルールを決めることもそうだけど、ルールで決めたことも今まであんまりやってないことばかり。なんの反骨精神だよ、と今では思いますが、なんかチャレンジしたかったんでしょう。チャレンジと言えば、1日に3回公演、っていうのもチャレンジでした。いろんな演劇関係の人に「やめといたほうがいいよ」と言われたんですが、別に面白半分でやったわけではありません。観に来てくれた方はわかると思うのですが、客席が1人に椅子が1つという形ではなくて、横にずらっとお客様が並べるだけ座る形であることが理由でした。夏は10人座れるところ冬は8人くらいしか座れないんです、みんな着膨れしてるから。なので、回数を増やしたのです。それにアイドルとかはよくやってますしね、1日3回、やってできないことはないだろう、と思ってました。もちろんやってみたら、ちゃんとできました。でも役者たちはすげえ辛そうでした。ほんとごめん。
舞台は東北っぽいどこかの田圃。女はそこが近い将来ハワイアンセンターに生まれ変わることを悲しんでいて、男は自分は将来どこか遠い国(ハワイとか)に行くことを夢見る。そこに、高校卒業後に東京へ行っていた同級生が帰ってくる。同級生は東京でAV女優をしており、それでお金を貯めてハワイで農園をやることを目標としていたが挫折して帰ってきたのだ。とかいう人間たちやその周辺の人たちが田圃でただ喋っている、というような内容でした。地味な芝居でした。これから当分の間、こういうのはしないと思います。 |
| 出演 |
シークレット
|
| 日時 | 2005/11/21-11/22 |
| 会場 | 王子小劇場 |
| 解説 | あひるなんちゃらのメンバーにはおのおの脚本を書いてもらい、出演しない、という企画です。他にもいつもは脚本とか書かない人や、仲の良い脚本を書く人に、脚本を書いてもらいました。そんなこんなで12本のコントというか変な芝居というか、そういうのをやりました。シークレットライブという名前なのに普通に宣伝をしたので、何がシークレットなんだ、と言われましたが、ちゃんとシークレットですよ、出演者も脚本家陣もここには書きませんから。 |
| 出演 |
生見 司織(本田ライダーズ)
石井 亜矢(あなピグモ捕獲団) 渡辺 裕也 黒岩 三佳 伯 美乃里 江見 昭嘉(MCR) 稲垣 俊平(劇団志村) 植松 久恵 根津 茂尚 関村 俊介 |
| 日時 | 2005/06/17-06/19 |
| 会場 | 中野テルプシコール |
| 解説 |
この公演タイトルを発表してから本番までの間に100回くらい「スチョールギルってどういう意味?」と訊かれました。最初の頃は「本番を観に来てのお楽しみ☆」とか「ラテン語で泥棒って意味(嘘)」とか言ってましたが、だんだん面倒になってきて途中からは素直に答えを教えてました。主人公は自転車に乗ってて、自転車がわりと活躍する話だったんですけど、脚本を書き始めた時点ではスクーターの予定でした。舞台上でスクーターに撥ねられる人を観るのは面白いかなあ、と思って。でもよくよく考えてみると、それはただの事故だな、って気付いてやめました。排気ガスの問題もあるし、もし操作を誤って客席につっこんだら…とか、ハイリスクノーリターンですよねスクーターは。自転車くらいでちょうどよかったはずです。そう思わないと、いつかスクーターで人を撥ねるためだけに再演してしまいそうで怖いです、自分が。
日本初の大統領になることを夢見る女子高校生ユキは大統領になる第一歩として、生徒会長選挙に立候補する。未来、ユキは日本初の女性総理大臣になっていて、インタビューを受けている。それと、将来の夢を語り合う小学生たち。の3つのシーンが入り混じった話。全員が学生服を着てるけどブレザーだったり詰襟だったりセーラー服だったりバラバラ、っていう衣装案を思いついた時は「俺って天才!」とか思ったんですけど、例によって誰もそこは誉めてくれませんでした。でも公演については、今までで一番、いろんな人に誉められたような気がします。友人の自主制作映画監督が、スチョールギルを映画化するって言ってくれました。よいしょがうまいなコイツは、とか思ってたんですが、本当にやるみたいです。そして、それを彼がブログ(というか日記)で発表した直後に早速「スチョールギルってどういう意味?」みたいなコメントがついていて面白かったです。 |
| 出演 |
折尾 陽児(cube united works)
生見 司織(本田ライダーズ) 渡辺 裕也 植松 久恵 黒岩 三佳 小澤 貴 伯 美乃里 根津 茂尚 稲垣 俊平(劇団志村) |
| 日時 | 2005/02/25-02/27 |
| 会場 | 中野テルプシコール |
| 解説 |
何年前か忘れましたが「カウボーイビバップ」っていうアニメが、とても面白くて、アニメは普段あんまり観ないんですけど、ビデオに録画してまで観てたんですよ。大人のアニメって感じで、全体的にすごくしぶい。ルパン3世と同系統といえば同系統。悪い人を捕まえる側の話なんですけどね。このままだと、カウボーイビバップの紹介になってしまいそうなので、ここらへんでやめておきます。で、ある日そのカウボーイビバップのことをふと思い出しまして、そうだ宇宙の話を書こう、と思ったのでした、我ながら単純だ。あくまでも動機がビバップだっただけで、私が書いたものにはカウボーイビバップの面影は全くありません。共通点は宇宙船が出てくることくらいです。この時、せっかく宇宙の話を書くんだからと、以前から気になっていた相対性理論とかをちょっと勉強しました。またその勉強が面白くて、本編と関係ない計算とかして無為に時間を過ごしたことも今となっては良い思い出です。
地球から14光年離れた星の探索に向かった宇宙船の中の話。まだ星に行く途中なのに、乗組員たちは既にちょっとおかしくなってきていた。忍び込んでいた宇宙人の願いを船長が勝手に聞き入れてしまい、航路をはずれてしまう宇宙船。作戦失敗がほぼ確定した状況に乗組員達は、このままどこか遠くに逃げてしまうことにする。それに反対する主人公が孤独を受け入れ、宇宙の果てを目指すことを決意するまでの話。実は「孤独、一人ぼっち」ということと、宇宙モノの「モノ=ギリシャ語で1」というのがちょっとひっかかってる洒落たタイトルだったのですが、誰も気付いてくれなかったので、ここに書いておきます。この公演で、初めて自分の芝居を客席でみたのですが、役者の演技の具合も気になるし、お客様のリアクションも気になるしで、落ち着かないものでした。 |
| 出演 |
稲垣 俊平(劇団志村)
伯 美乃里 laila.g.g 渡辺 裕也 生見 司織(本田ライダーズ) 黒岩 三佳 植松 久恵 |
| 日時 | 2004/10/08-10/10 |
| 会場 | 中野テルプシコール |
| 解説 |
「だらだらしてるよねーいい意味で」とか「ぬるーい感じがいいよ」とかよく言われるようになってきた。それを聞いた私の中の天邪鬼が、たまには元気な芝居をしよう、と囁くので、爆発、とか勢いのあるタイトルにしたのでした。その勢いに呼ばれてか、公演中に強い勢力の台風が来た。そんな勢いいらないから。雨と風がひどくて表に出れなかったのでピザの宅配を頼んだんだけど、1時間くらいかかってピザが届いたのが開場20分前くらいだった。そんな状況だったからその日は誰も来ないかと思ったけど、15人ほどお客様がきてビックリした。さぞ客席はピザ臭かったでしょう、ごめんなさい☆あ、☆で思い出したけど、ここらへんから脚本に「爆破しちゃいまーす☆」とかいう感じで☆を使い始めた。特に深い意味はなかったんですけど、役者に「これ…どう読むの?」と真顔で聞かれたことは一生忘れないと思います。
小さな町の小さな学習塾とピアノ教室の抗争。ピアノ教師は、何故か天才科学者でもあり、アンドロイドや改造人間が次々と送り込まれてき、最後に送り込まれてきたのは人間爆弾。教室は爆破されそうになるが、それをも防ぎ平和は守られたのだった。この公演で私は生まれて初めて本番中の音を鳴らす人をやったんですけど、想像以上に難しくて、自分のヘボさに嫌になりながら毎日を過ごしてました。毎日ヤケ酒でした。内容に関しては、公演後に初対面の某劇団の主宰の方に「ハハハ、君、頭おかしいでしょ?いいよー。」と言われたのが、とても嬉しかったように記憶しています。 |
| 出演 |
植松 久恵
渡辺 裕也 黒岩 三佳 根津 茂尚 伯 美乃里 関村 俊介 中川 加奈子(劇団StoicStick) 桜田 一休 |
| 日時 | 2004/04/09-04/11 |
| 会場 | 王子小劇場 |
| 解説 |
妖怪の話が書きたくて、小さい頃みた「ゲゲゲの鬼太郎〜妖怪大戦争〜」みたいなのを書こうと思い至った。で「妖怪大戦争」というタイトルにしようと思って、インターネットで検索したら、今(2005年9月)公開中の映画「妖怪大戦争」の制作発表の記事を見付けて、あわてて「妖怪大行進」にした。(観たことないけど大戦争も大行進も遥か昔の映画で存在する。)今にして思えば、別に「妖怪大戦争」でも良かったような気もする、ブーム先取りみたいで。この時もちょっと脳の調子が悪かったので、妖怪について調べているうちに妖怪が身近に感じられてきて「信じてくれないと思うけど…妖怪は居るね!」とか口走っていた。あと前々回同様、椅子を墓石にしようとしていた。
夜の墓場では毎日、妖怪達の運動会が開催されていた。最年少の座敷童子(ギャル)は、毎日繰り返される運動会に飽き飽きしていた。閉鎖的な妖怪界を変えるために、人間に発見される、という方法を思いついた座敷童子は、妖怪研究の第一人者宮沢教授に手紙を送る。一度は発見されてしまうものの、年寄り妖怪の力で人間は全てを夢だと思い込み、妖怪の世界は平穏を保つ。そして明日も運動会は行われるのだった。という話。最初はキン肉マンの「僕が考えた超人」みたいなノリで、私が考えた妖怪とか出そうと思ってた。だが、妖怪パーソナリティ(妖怪ポストに投函された葉書の紹介をする)とか、チャンネル婆(テレビのチャンネル争いをしていると現れて、強制的にNHK教育に変えてしまう)とか、妖怪に失礼なアイディアしか出てこなかったので、やめました。今にして思えば、それはそれで、くだらなくて良かったかも。 |
| 出演 |
伯 美乃里
黒岩 三佳 渡辺 裕也 根津 茂尚 久米 靖馬 植松 久恵 折尾 陽児(cube united works) 江見 昭嘉(MCR) 稲垣 俊平(劇団志村) |
| 日時 | 2004/02/06-02/08 |
| 会場 | プロトシアター |
| 解説 |
劇団を題材にした芝居って、物凄くたくさんあると思うんですけど、それはやっぱり身近な世界だから書きやすいんでしょうね。しかも、演劇をやってない人にはよくわからない世界だから、比較的お客様に楽しんでもらいやすいジャンルだと思います。ですが、当時はそういったことは全く考えてなくて、私が見たり聞いたりしてきたいろんな劇団のダメ要素を全部兼ね備えた日本一ダメな劇団、を空想して一人でニヤニヤしてたのをただ脚本にしただけって感じです。この回に関しては、タイトルを決めた時点で、内容も固まってました。また内容が内容なので、この脚本中の劇団のような状態を必死で避けながらやってました、その甲斐あって、やっとあひるなんちゃらもまともになったように思います。評判も上々でしたし、この時に入れれなかったダメ要素や新しく仕入れたダメ要素を使って、別の劇団を描いた「演劇なんかやめちまえ2」とか書いてもいいかな、と思ってます。ちなみに、左の画像では「演劇なんてやめちまえ」になっているのは正確なタイトルが「演劇なんか…」だったのか「演劇なんて…」だったのか、もう誰も覚えていないからです。
どうしようもないダメ劇団の練習風景から本番打ち上げまで。練習には演出家が一度もやってこないし、脚本は全然できないし、役者が逃げたり、恋に夢中だったり、とにかく全てがダメ、しかし彼らはダメさに気付かないまま生きていくのだ。という内容。大きなモニターを使って文字とかを出してたんだけど、初日の本番中、モニターにつないでるパソコンが突然ウイルスチェックを始めてしまい、持ち主の個人情報および恥ずかしい情報(エロ画像のファイル名とか)が垂れ流しになってしまった。パソコンの持ち主は出演していて、役名も本名だったため、後日いろいろ辛い目にあったらしい。本当に悪いことしたなあ、と今でも時々思い出す。 |
| 出演 |
根津 茂尚
黒岩 三佳 吉田 美香 伯 美乃里 久米 靖馬 関村 俊介 折尾 陽児(cube united works) |
| 日時 | 2003/08/17-08/18 |
| 会場 | 王子小劇場 |
| 解説 |
「イエローピーポーベイベーピンク」の時、公演の当日に配る紙に、次回公演の日程だけ載せているのもおかしいだろ、って思って公演の前日かなんかにタイトルを考えて載せたんですよ。それがこの「預言者Mとその家来」っていうタイトルなんです。預言者とかには前から興味があったんですけど別に勉強とかしてなかったのに、そういうタイトルで書くって決めちゃったわけです。借金みたいなもんで、こういうことするとあとで辛い目にあうんですよね。おかげさまでたいして読みたくもない預言者関連の怪しい本を読んだりしました、世紀末に流行ったノストラダムス系の本とか。しかもほとんど役に立ちませんでした。そのうえ、この頃の私は少し脳の調子が悪かったらしく、みんな死んじゃう脚本が書きたくて書きたくてしょうがなかったので、最後はそうなる脚本を書いたのでした。それなのに、やっぱり完成したのは笑わせるための芝居であるというのが、病の深刻さを物語っていると思います。
新興宗教団体に突如やってくる自称・預言者モーゼの生まれ変わりとその家来ダニエル(すでに死んでいる、幽霊みたいなもの)が、次々と予言とか預言をして、それに振り回されて、生贄にされる人がいたり、殺しあったりとかして、モーゼも自殺して、最初から死んでたダニエルも消えた。というような話。舞台に使われてる色が黒と白ばっかりで、中央には十字架があって、全体的に縁起でもない感じだった。最初は「椅子を全部墓石にしよう!」とかいう謎の発言をスタッフに会う度に繰り返していたのですが、それもやってたら、きっと悪霊とかにとり憑かれてたことでしょう。 |
| 出演 |
黒岩 三佳
渡辺 裕也 関村 俊介 江見 昭嘉(MCR) 吉田 美香 貝谷 聡 久米 靖馬 |
| 日時 | 2003/05/02-05/04 |
| 会場 | 王子小劇場 |
| 解説 |
ビックリするくらいお客様が来なかった前回の公演から33日後という、無理のある日程での公演でした。その無理ある予定を立てたのはもちろん私です。「1回目の公演が終わって3日休んでから練習を始めて、練習しながら脚本を15日で書いて…」とかいう、若さゆえの驕りとしか思えない計画をたてていたことからも、当時の私が芝居をなめていたと容易に想像がつく。でも、逆に言えば、これがなかったら1回目のショックから立ち直れないまま、当時勤めだした会社でなんとなく働いているうちに仕事にやりがいを感じ始め、どんどん仕事に夢中になっていって、そういえば昔芝居してたなあ俺、とか思い出して、あの頃の情熱も思い出して、そうだ俺も独立しよう、とか思い立って会社設立、倒産、路頭に迷う、みたいな人生になっていたかもしれないことを考えると、これがあってよかったんだと思う。話が横道にそれた。で、脚本はもちろん苦労しまくりで、でも時間がないからと、昔書いたコントを引っ張り出してきてちょっと書き直しただけのシーンとか、ただ身体を張るだけのシーンとか、書いた時の記憶が無いシーンとか、そういうのをごったまぜにして、前回以上にわけのわからない芝居にしたのだった。ところが、これが予想外に好評だったのだから、世の中わからないもんですよね。1回目の公演をさらに下回る人数のお客様を相手に芝居をすることになった、ということを除けばの話ですが。
壊れた携帯電話を修理しているひきこもり気味の女の子が、頭がおかしくなって精神病院に連れて行かれたいっていうところから始まった空想の世界と現実とがいったりきたりする軽くメルヘン入ってる話。空想の世界では黄色い救急車に連れて行かれた先がエロサイトを作ってる事務所で、そこでおもしろおかしく暮らしている。現実世界では、たまに訪れる親友にその空想のことを話して聞かせたり、部品を買いに行ったりする。とか、あらすじを書いても全然意味わかんないな。「今から嘘の話をするね」って言って始まった話が、嘘の話である必要がないような話だったので、やっぱり嘘じゃないのかな、って思うんだけど、やっぱり嘘でした、というような雰囲気を目指してた話です。まあ、話なんかどうでもよくて、笑いの部分がわりとちゃんと出来たので評判がよかったんだと思います。そして、それでいいと思います。 |
| 出演 |
渡辺 裕也
伯 美乃里 宮本 拓也 黒岩 三佳 laila.g.g 日栄 洋祐 野坂 実 関村 俊介 |
| 日時 | 2003/03/29-03/30 |
| 会場 | テレプシコール |
| 解説 |
俺が脚本書くから出てね、と言っていろんな知り合いの役者を誘って、公演日と場所を決めて、それから脚本を書き始めたんだけど、その時になって「あ、俺、芝居の脚本書くの生まれて2回目だわ、しかも5年ぶりくらい。脚本ってどうやって書くんだっけ?」とようやく気付いた。もちろん完全にあとの祭りだったので、とても苦労した。それなのに、無茶したい年頃だったのか、本番中に酒を飲むシーンでは本物を飲む、という今となっては何が狙いだったのか定かではない指定を脚本に書いたりしてた、何考えてたんだろうなあ本当に俺ってやつは。練習中も「もっと感じよく」とか「面白く」とか、ただのわがままな人みたいな演出してたなあ。ごめん、って感じ。それでも、本番を迎える頃には、わりと面白いんじゃないかなあ、なんて思ってたんですが、超不評だった。と思う。お客様が予想していた3分の1くらいの人数しかこなくてショックを受けていたので、よく覚えてない。誉めてくれた人もいたはずなのだが、それさえもよく覚えていない。ちなみに、酒を飲むことによって得られたものは、本番中に酒を飲んでもあまり酔っ払わない、という実験結果だけだった。
なんかよくわかない物体を主人公が拾って、それの謎を解く旅にでたんだけど、結局よくわからなかった…といったよくわからない話で、よくわかんなくしてやろう、という狙いでやったら本当によくわからないものが出来てしまって、観ている側としてはよくわからないうちに終わったって感じだったと思います。何?笑わせたいの?みたいな。しかも、前述したように客席にはわずかな人しかいなくて、たぶん面白いところがあったとしても、笑える空気じゃなかったと思います。今になって脚本を読み返してみると、面白いところもあるんですけどね。ただ、当時それを形にできていたかというと、はっきりいって全くできてなかった。なんでかはわからない。ビデオを撮ってなかったので、何がダメだったのか確認しようにもできないのです。もしかしたら、全ては幻だったのかも。 |